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おかね推進室室長のFP新谷が、節約・貯蓄・投資等を通じて人生の軌道修正のプチアドバイスを行います。現在東南アジアはマレーシアより発信しています!
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CFP試験が終わりやや腑抜け状態の、おかね推進室室長 新谷です。
少しずつリスク度を上げてゆきます。
本日は外貨預金・外貨定期預金の話です。
・・・
外貨預金、外貨定期ははっきり言って難しくありません。
日本円ではなくて、外国通貨で普通預金・定期預金をするだけですね。
日本は不景気が続き金利が低いですが、
他の新興国は景気が盛り上がり金利が高いわけです。
外貨ものの仕組み(スーパーはしょりversion)
手数料・為替の変動が無ければ当然外貨で運用したくなる。
・・・
例えばソニー銀行の外貨普通預金を見てみましょう(2010/11/22調べ)。
※1年定期は最低単位での利息を表示
通貨 | 普通預金利率 | 1年定期預金利率 | 為替手数料 |
米ドル | 0.05% | 0.05865% | 1ドル当たり25銭 |
EURO | 0.05% | 0.31200% | 1ユーロ当たり25銭 |
豪ドル | 1.45% | 3.39200% | 1豪ドルあたり50銭 |
NZドル | 0.7% | 2.13650% | 1NZドルあたり50銭 |
ちなみに外貨でも利息の20%が源泉徴収となります。
また、為替差益については雑所得として課税されます(20万以上は申告要)
ちなみに邦銀の代表格である三菱東京UFJの場合、
普通預金:0.02%、 一年定期:0.030%
低いですねえ。
では早速シミュレーションしてみましょう。
10万円を一年間貯金します。為替は一定とし、豪ドルは82円としましょう。
円預金:
100,000 + 100,000×0.03%×80% = 100,024円
豪ドル:
100,000 ÷ (82+0.5) =1,212.12 AUD [外貨転]
1212.12 + 1212.12×3.392%×80% = 1245.01
1245.01 × (82-0.5) = 101,468円 [円転]
差は歴然としていますね。これを見ると誰だって外貨に飛びつきたくなるでしょう。
・・・
ただし、この商品はなんといっても為替リスクがあります。
そして円転・外貨転する際の為替手数料は曲者です。
特に新興国通貨は値段も大きくぶれますし、為替手数料も割高です。
きちんと試算した上で投資されると良いかと思います。
四国は高松で出張中! おかね推進室室長 新谷です。
本日はMMFについてお話します。
【 MMF (Money Market Fund 】
申込手数料:なし
換金手数料:なし
信託財産留保額:買付から30日未満の残高に対して1万円あたり10円
信託報酬:元本総額に対して年1.0135%程度以内
買付・換金単位:1円
値段:一口1円
投資対象:安全性の高い内外の公社債・短期金融資産等
決算:毎日
分配:毎月末(毎日分配したものを月末日に繰り入れ)
税金:収益の20%に対し源泉分離課税
イメージ的には、「証券会社の定期預金」です。
値上がり・値下がりがなく、月末に利金がつく感じです。
という事は、ほとんどMRFと一緒ですね。ただし買付一ヶ月未満の解約にはペナルティが掛かります。
金利はMRFよりいいですね
[2010年11/17現在:大和MMF0.104% vs 大和MRF0.087%]
(ご参考:大和MMF、大和MRF)
但し、金利は変動します。定期預金のように確定しているわけでは有りません。
また収益分配金に対する税金も20%源泉徴収です。
毎日買付・解約ができ、手数料もいりません。
こちらもMRF同様信託報酬が日割りで掛かっています。
元本保証でないのもMRFと一緒です。
中期国債ファンド(中国ファンド)という類似商品がありますが、現在利回りはMMFの方が
良いようです。
・・・
いかがでしょうか。
利回り・引出しの自由度から考えると、銀行預金より使い勝手が良いですよね。
逆に勝手が良すぎて、貯めた小金をホイホイ引き出してしまい貯まらないというジレンマもあります(泣)。
投資という観点からはMMFに軍配、強制力・貯蓄の点では定期預金に軍配が上がると思います。
ちなみに、うちの会社は定期代金が現金支給されるんですが、ボクはカードで定期を買うので、
現金支給⇒カード決済までの約2ヶ月間MMFを買ったりします。わずかな利金ですが。
最近は銀行でもMMFを扱っているので、ためしに使用してみたらどうでしょうか?
たとえわずかでも毎月金利がつく喜びを感じて頂ければと思います。
※当該情報はダイワMMFの交付目論見書を参照の上記述しています。ファンド運用の損益は購入者に帰属します。購入の際はご自身で目論見書等確認し、ご自身でご判断下さい。
四国は高松で出張中! おかね推進室室長 新谷です。
本日は証券会社では空気のような商品、
MRFについてお話します。
【 MRF (Money Reserved Fund 】
申込手数料: なし
換金手数料: なし
信託財産留保額: なし
信託報酬: 元本総額に対して年1%程度以内
買付・換金単位: 1円
値段: 一口1円
投資対象:格付けが高く残存期間が短い(平均60-90日程度)公社債・コマーシャルベーパー
決算:毎日
分配:実質毎月末(毎日分配したものを月末日に繰り入れ)
イメージ的には、「証券会社の普通預金」です。
値上がり・値下がりがなく、月末に利金がつく感じです。
そして大概普通預金の金利よりも良いようです
[2010年11/16現在 : MRF0.066% vs 普通預金0.02%]
(ご参考:野村MRF、Yahoo!ファイナンス-金利 )
ちなみに金利は変動金利、税金も20%源泉徴収です。
毎日買付・解約ができ、手数料もいりません。
でも目論見書を見ると信託報酬に1%以内というルールがあります。
実際には金利収入の範囲内の費用しか掛からないようになっているようです。
また、こう見えて元本保証ではありません。
中身は債券ですので、満期が近いとはいえ金利変動によって組み入れ資産の価格が下がる可能性はあるワケです。
・・・
とまあちょっとヒヤリとする事を言いますが、平時は何も有りません。
というか元本割れしたところなんて見たこと有りません。
証券会社では商品として(よもや投資しているという)意識はしていないと思います。
口座入金時・株売却時など、資金は全てMRFが自動買付される(自動スウィープ)仕組になっているからです。
そんなのですから、証券会社への第一歩としては良いかもしれません。
お試しください。
※当該情報は野村MRFの交付目論見書(2010.08)を参照の上記述しています。ファンド運用の損益は購入者に帰属します。購入の際はご自身で目論見書等確認し、ご自身でご判断下さい。