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おかね推進室室長のFP新谷が、節約・貯蓄・投資等を通じて人生の軌道修正のプチアドバイスを行います。現在東南アジアはマレーシアより発信しています!
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おかね推進室室長 新谷です。
枕詞ももうネタ切れです(笑)
株は長期でドルコスト法で買う事で負けづらい投資ができるという話をしました。
しかし、これもちょっと面白くないですよね。
何か大儲けしなさそうです。
そこで今回は、株に投資するときの目安として「配当」に注目したいと思います。
・・・
配当に着目したのには理由があります。
一般に会社は頻繁に配当金を上下させません(アナリスト試験でそう習った気がします)。
そのため配当引き上げは、半恒常的な支払への態度表明なので好感されることが多いです。
逆に配当引き下げは、中長期的な業績悪化のシグナルとなります。
こういう性格を持つ配当ですから、中長期的な投資の指標として悪くないと思いました。
・・・
早速配当利回りを検索してみましょう。
検索に当たってはYahoo!ファイナンスを使用します
Yahoo!ファイナンス > 株式 >株式ランキング、で配当利回りをキーとします。
市場は東証1部にし、期間は月次としましょう。
第1位のウエアハウスは一株263円する所、配当は一株あたり24円。配当利回りは9.13%
もし株価が変わらなければ11年持てば配当だけで元が取れる計算です。
第16位のみずほFGは株価133円で一株配当が8円、配当利回りは6.02%です。
ここだと16年ほど持てば配当で元が取れます。
配当金は20%が源泉徴収されます(現在時限措置で10%課税です)ので
税引き後だともう少し元を取るのに時間が掛かります。
また株式購入時の買い付け手数料も含めて計算すると利回りは低くなります。
・・・
現在景気が低迷している時期に上記の割合で配当を出しているのならば投資しても悪くないでしょう。
毎年配当を受け取りながら、キャピタルゲイン(元本の値上がり益)を狙うという算段です。
これならばドルコスト法でチマチマ待つよりも手っ取り早く収益が見込めそうな気もします。
但し注意も必要です。
配当利回りは権利最終日前後でブレます。
日付 | 株価 | 予想配当 | 備考 |
12/27 | 100 | 5 | 権利最終日 |
12/28 | 95 | - | 配当落ち |
仮に現在単価100円で年末が決算日(権利日)の株があったとします。
理論上、権利日後での受渡しの場合、株価は予想配当を差し引いた価格へ収斂します。
急に安くなった!と思って買ったら権利落ちだった、なんて超初歩的なミスですから。
まだあります。
前年に記念配当をしていないかチェックが必要です。
サーチした利回りが記念配当の為だった場合、その利回りは一年こっきりですから。
また、配当が多いということは留保金(ひいては成長への投資)が少ないということです。
株式は将来への成長期待から買われる性格があるため、
配当性向が高い株でキャピタルゲインを狙っていても報われません。
ですから、配当利回りで見比べるならば、ひとつ業界を絞ってその中で比較すると良いかもしれません。
・・・
ということで、配当を受け取りながらキャピタルゲインを狙う投資についてでした。
株式購入を考える際のひとつの切り口として参考にしてください。