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おかね推進室室長のFP新谷が、節約・貯蓄・投資等を通じて人生の軌道修正のプチアドバイスを行います。現在東南アジアはマレーシアより発信しています!
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節分を機にマメな人間になりたいです。
おかね推進室新谷です。
今回はまたまたドルコスト法(積立投資)のお話です。
これまで何度かドルコストについてオススメして来ました。
→ 国内株式に投資してみる:ドルコスト法を使う (http://fparatani.blog.shinobi.jp/Entry/40/)
一括で買い付ける方法は当たれば大きいのですがリスクが高い。
しかし我々は素人。
おかね推進室では、将来を予見するよりも不可知論者で行こうというスタンスでした。
そんなドルコストですが、2011年1/24(月)日経新聞の夕刊に面白い記事がありました。
『検証、積立投資の成績 投信選びの目安に』
これを読むと、どのようなタイプの投信がドルコストに向いているのかが分かります。
記事では、一定条件に合致する投資信託446本を3年間積立投資をしたときのパフォーマンスを検証しています。
結論からすると、
成績が上位に並ぶのは新興国関連や資源関連の投信で、
成績が下位に並ぶのは先進国の債券で運用するものだったのです。
(投信も一括投資をするよりも成績はよいようですね)
この結果は言い換えれば、
ボラティリティが高いものこそドルコストの威力が発揮できるということになります。
先進国の債券に投資する投信は値動きが少ない分、
一括して買おうが分割して買おうが買付値段に大きな違いが出ません。
他方先進国は値上がり値下がりが激しいので、
リーマンショック前後からこつこつ買っていれば、買付単価は低くなり、
2011年前後の上げ相場では利益を含むことになります。
もちろん、これは検証時期によっては違う結果もでると思います。
仮に3年続く上げ相場で検証すれば、始めに一括で買ったほうがドルコストで買うよりも儲かります。
そのほか、ドルコスト神話に対する反論を山崎氏が記述しています。
→ http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/trend/yamazaki/at_ya_08022201.htm
・・・・
結論からいうと、個人のリスク許容度・持っているお金や時間によって
どの投資の仕方が最適かは異なるとは思います(こういうと身もふたもありませんが)。
おかね推進室で念頭にあるのは、
老後ためのまとまった生活資金・子どもの大学進学費用、
このあたりのお金を15年程度かけてこつこつ増やしてゆこうと考えています。
その点からすると、ボラの高い商品をドルコストで買い付けるのも有効かと思います。
この話は投信でなくても株や通貨でも同じですよね。
ご自身の投資のご参考にしていただければ幸いです。