忍者ブログ

おかね推進室! おかねと人生設計のプチアドバイス

おかね推進室室長のFP新谷が、節約・貯蓄・投資等を通じて人生の軌道修正のプチアドバイスを行います。現在東南アジアはマレーシアより発信しています!

通貨選択型ファンドの見えないリスク

こんにちは。おかね推進室室長の新谷です。

今回は通貨選択型ファンドの話をしようと思います。

現在、金融業界では通貨選択型ファンドという種類の投資信託が売れています。
大概は運用先の米国債と高金利国との為替ヘッジプレミアムを原資に、毎月150円~200円程度の分配金が出るものです。
設定当初から購入していれば、手数料を含めても年間利回りは18%弱はある計算です
(150×12÷10315×100 = 17.45・・・・)


利回りを見ると非常に魅力的ですが、皆さん仕組を理解出来ていますか

実はそれに関する記事が日経ヴェリタス2/20号に載っていました(『通貨選択型投信に潜む販売リスク』)。
要約するとこんな感じです。

ある男性が82歳の母が勧誘を受けた通貨選択型ファンドについて説明を聞きに店に行った。するといつもの担当者ではなく、詳しそうな専門部署の人間が出てきた。それでも仕組を説明し理解するまでに30分は優にかかった。更に、投資先債券のデフォルトリスク・想定最大損失額はどの程度かと聞いたものの、質問の意味を理解してもらえず返答はなし。結局商品購入も見送った。専門家の証券会社の人間さえも理解が足りない商品を売るべきではない。

とこういう意見です。


確かにごもっともだとは思いました。
商品の仕組をここでは話しませんが、その肝となる為替ヘッジプレミアムは難解です。

日興AMさんが比較的簡易でまとまりのある資料を作っています↓
http://www.nikkoam.com/files/fund-academy/koyomi/pdf/co_0911.pdf
さて皆さん、これらをすんなり理解出来ましたか?


実際証券会社の販売現場では仕組を理解している人間は少ないです。
某支店長さんは僕にこういいました。
こんなのさっぱりわかんねえよ。俺なんか売れねえ”と。
更に、”仕事じゃなかったら、こんなの売らせちゃいけないよね”という迷言も。


では我々はどうするか。

分からないものには投資しない。シンプルです。
もちろん、投資しても全く問題ありません。

ただ、その場合は捨て金として購入してください。
一部で不安視する記事が出始めた中での投資・保有ですから、あなたが選んだ投資・保有です。

あとは半減しようが破綻しようが自己責任です。

証券会社も購入前に理解したとの言質を(書面や電話録音で)とって、購入させます。
暴落して泥仕合になったとしても個人投資家に勝ち目はないでしょう。


投資の世界では、リスクがはかれないことは大きなリスクです。
人生だと、先が分からないからこそリスクをとる醍醐味があるんですけどね(笑)

皆さんはどのようにお考えでしょうか。

PR