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おかね推進室室長のFP新谷が、節約・貯蓄・投資等を通じて人生の軌道修正のプチアドバイスを行います。現在東南アジアはマレーシアより発信しています!
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試験がありちょっと更新サボりました。
おかね推進室 室長の新谷です。
本日は積み立てシリーズのうち、自社株についてです。
東証によると、2010年11月5日現在、東証一部・二部・マザーズ合計で2,293社が上場しています。日本は中小企業の会社とはいえ、関連してくる方々も多いかと思います。
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自社株とはその名の通り、ご自身の勤務している会社の株を月々の給与から天引きで買い付けてゆくというシステムです。
大概1000円単位という小額から設定可能で、手数料が掛かりません。
また配当が自動的に再投資されるため、無駄遣いしてしまうこともありません。
そしてなんといっても会社側が5%~10%程度の報奨金をつけることが多い!
ここが最大のメリットといってもよいでしょう。
毎月買い付ける(ドルコスト平均法)ことにより、一気に買い付けるよりも平準化した買い方が可能です。
大儲けする可能性も減りますが、大損する可能性も減ります。
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一時点で買い付けた時と、自社株で買い付けた時との違いを簡単にシュミレーションをして見ましょう。
試しに、リンガーハット(8200)を取り上げます。
[こんな感じでまとめてみました]
計算期間中の自己資金:22万 買付株数:209.8282 平均単価:1,048円
11/15日現在で950円程度ですから100円程度負けています。
ただプロのディーラーやヘッジファンドなどの専門家が一日張り付いているマーケットで
勝負してもなかなか難しいですよね?
そういうプロの世界でうまくやるにはタイミングでの勝機は捨てて、ひたすら
ドルコストで中長期的に挑むことをお勧めします。
上の場合、2008年に市場で買付した場合は今確実に大損こいているはずです。
自社株会の場合、ドルコストと報奨金のおかげで平均単価は比較的低く抑えられています。あとはどーんと上がるのを待つばかりと言ったところでしょうか。
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もちろん注意点もあります。
持ってても下がっていく株もあることは注意点です。
合併などの影響で、数百万の含み損のまま塩漬け株を持つ方を何人も知っています。
また、自社株に沢山お金を掛けたため、子どもの進学時に泣く泣く塩漬け株を損切りした人も居ます。
ですから、あくまで余剰資金、そして中長期投資が可能、これが条件。
そして出来れば将来性のある会社なら文句はありませんね(笑)
是非検討してみてください。