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おかね推進室室長のFP新谷が、節約・貯蓄・投資等を通じて人生の軌道修正のプチアドバイスを行います。現在東南アジアはマレーシアより発信しています!
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学生時代は30までに死ぬと断言した、おかね推進室新谷です。
今既に35歳です。
皆さんは老後の準備は万全でしょうか?
英字雑誌のビジネスウィークに気になる記事がありました。米国の高齢化状況についてです。
曰く、『命ありて、まずます懐寂しい』ということだそうです。正直、ひとごとではない話だと思います。
http://www.businessweek.com/investor/content/jan2011/pi20110125_634429.htm
かいつまんでお話すると、
・2010年で65歳の方の平均余命は23年(88歳)、うち30%は92歳以降まで生きる可能性
・2000-2007年の間、心疾患での死亡率は19%減, ガンでも5%減
・反して、この15年で肥満の方の率は48%上昇。あわせてアルツアイマー患者が激増
・45歳-70歳の米国人のうち個人年金の用意を検討しているのはわずか20%
・結論として、節約に励み、より長く現役で居ないと大変なことになりますよ
という感じの記事です。
高齢化先進国の日本では違和感のないお話ですよね。
実際には日本では心疾患・ガンでの死因は増加しています。
(厚生労働省 人口動態調査より。 下記サイトの5-13:年次別の死亡率を参照)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/index.html
上記表によると、脳疾患での死亡は漸減しています。喜ばしいことです。
さらに近年では老衰・肺炎での死亡が漸増しています。
これは大過なく老後を迎える方が増えてきたということだと思います。
ということは米国同様、日本でも今後老後資金の準備に関しては切実な問題になる可能性が高いでしょう。
デフレという要因もありますが、2011年より老齢基礎年金の支給額が減少します。
http://jp.reuters.com/article/kyodoPoliticsNews/idJP2011012801000231
今後はさらに、現役世代の減少により、支給額が減少してくる可能性が高いと思います。
支給額が減らない場合でも、結局のところ増税でまかなわれるはずなので手取りは少なくなるはずです。
・・・・
ということで我々現役世代も、老後への備えが必要になると思います。
今すぐにというわけではありません。
子育て世代ではなかなか自身の老後を考える余裕は無いことが多いからです。
しかしながら老後は確実に近づいています。
分かっていながらできないことも良くある話です。
若いうちから小額でも、個人年金くらいは積立ててもよいと思います。
個人年金保険料控除も適用できれば、税金も安くなりますし。
僕も月1万ずつ個人年金を積んでいます。
投資でも攻めも必要ですが、防御にも怠りがないよう、宜しくお願い致します。