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おかね推進室! おかねと人生設計のプチアドバイス

おかね推進室室長のFP新谷が、節約・貯蓄・投資等を通じて人生の軌道修正のプチアドバイスを行います。現在東南アジアはマレーシアより発信しています!

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シャープレシオから投資信託を選ぶ

葬式で帰省中。通学していた東急目黒線に久々に乗ります。
おかね推進室長 新谷です。

今回のアイディアは日経ヴェリタス145号の記事から頂きました。

今まで色々と投信の切り口をお話してきましたが、
最終的に”価値観だ”と語り、優劣に関しては判断しませんでした。

しかし今回のシャープレシオは違います。
全ての投信に適用可能なものさしです。
投信のパフォーマンスを白日の下に晒します。

・・・
シャープレシオとは何でしょうか?
式としては: (期待収益率-無リスク資産のリターン)/標準偏差
意味合いとしては、その投信が稼ぎ出すリターンとリスクの割り合い、
といったところでしょうか?

その投信がリスクに見合うリターンをあげているか図るものさしです。
同じリターンでもリスクが大きければシャープレシオは小さな値になり、
同じリスクでもリターンが大きければ当然シャープレシオは大きくなります。

・・・
試しに調べて見ましょう。全投信純資産ベスト8を比較します。

NO 名称 運用会社 基準価格 分配金 1年リターン 1年シグマ シャープレシオ 配当利回り
1 グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型) 国際 5,340 35 -5.88% 9.55 -0.63 7.87%
2 野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月 野村 9,013 140 NA NA NA 18.64%
3 ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配) ピクテ 5,606 50 -0.4% 21.66 -0.02 10.70%
4 ハイグレード・オセアニア・ボンド(毎月分配) 大和 7,576 65 6.3% 16.53 0.37 10.30%
5 短期豪ドル債オープン(毎月分配型) 大和住銀 8,050 100 6.4% 19.28 0.33 14.91%
6 ブラジル・ボンド・オープン(毎月決算型) 大和 10,536 120 6.0% 17.39 0.34 13.67%
7 ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月) 大和 6,860 50 -0.7% 12.65 -0.07 8.75%
8 財産3分法F(不動産・債券・株式)毎月分配型 日興 6,243 70 4.8% 14.31 0.33 13.46%

※モーニングスターのページから新谷が作成
※2010/12/20を基準日とした。
※配当利回り毎月の分配金が12ヶ月出たものとして計算。下三桁を四捨五入。

いやー、興味深い結果が出ました。
一番リスクに見合うリターンをたたき出していたのは4のオセアニアです。
高分配商品が多い昨今、配当利回りは目立ちませんが、
1単位のリスクにたいしては一番効率の良いリターンをたたき出していました。

1グロソブはリスク(シグマ)は小さいもののリターンは最悪ですね。
5の短豪はリスクも高い分、リターンも良いですね。
シャープレシオから判断すれば1: -0.63 < 5: 0.33 ですから、
グロソブも先進国債券ファンドといっても必ずしも安心でないことが分かります。

同じように5と6の債券ファンド同士を比較すると
トータルリターンや配当利回りのどちらから見ても
5の短豪に分がいいわけですが、
リスクに見合ったリターンという観点からは
6ブラジルボンドの方へ投資することが合理的といえます。

・・・
いかがでしょうか。

シャープレシオは、インターネットからも取れる情報です。
判断のタネに、是非使ってみてほしいです。 

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投資信託:組入れ商品による分類

外は寒いのに、室内では汗をかきます。
おかね推進室室長 新谷です。

さて投信シリーズをもう少し。
本日は組入れ商品によるカテゴライズについてお話します。
それぞれの違いを理解して正しい選択をして下さい。

別に回し者ではありませんが、
モーニングスター の分類に従ってみます。

・・・
現在の所、9つに分類されています。

①国内株式型 ②国内債券型 ③国内ハイブリッド型
④国際株式型 ⑤国際債券型 ⑥国際ハイブリッド型
⑦為替型 ⑧株式レバレッジ型 ⑨債券レバレッジ型

①④
主に株式で運用するものです。
調査費用については パッシブ<アクティブ、国内<国際という形です。
またリスクについてもアクティブ、国際の方が大きいですよね。
国際型は為替ヘッジをしているものとしていないものがあります。
為替ヘッジをした場合、結果としてヘッジをしない場合と比較し値上がり値下がりのブレが小さくなります。

②⑤
主に債券に分類するものです。
基本的に調査費用は株式と同様の構成です。
一見、株よりも債券の方が信託報酬は安いのでは?と思いましたが、
幾つかのファンドを見る限りは必ずしもそうではないようです。

③⑥
株・債券・その他の商品に投資するもの。
数種類の商品を運用するためか、信託報酬がやや高めのものが多いですね。

但し、過去の経験からすると、良くも悪くもバランスが取れるということは
値上がりも値下がりも人並み程度かそれ以下という感じです。

個人的な肌感覚ですが、相場がアツいときには今ひとつで、
相場が落ちるときは一緒に落ちてゆくという感じもします。。。。

⑦⑧⑨
どれも為替・株・債券についてレバレッジをかけるものです。
大概は先物・オプションなどを使用することで、
実物資産へ投資するよりも大きいロットで投資をします。

ということは上がったときはヤッホーですが、下がると目も当てられません。
典型的なハイリスクハイリターン商品です。

・・・
いかがでしょうか?

当推進室としては①④、②⑤をオススメします。
③⑥はご自身が配分を決めて投資すれば事たる気がします。
⑦⑧⑨は明らかに短期決戦型の商品です。長期投資を謳う手前、オススメはしません。

是非参考にしてください。


毎月分配型と無分配型の投信、どちらがよいのか

お疲れ様です。おかね推進室室長 新谷です。

投信シリーズが続きます。
今回は分配型の投信と無分配型の投信の違いについて書きます。

・・・
分配型と一口に言っても実は色々ありますね。
年一回、各月分配、年二回分配などです。

今圧倒的に支持を受けているのは毎月分配型だと思います。
火付け役は言わずと知れた、通称『グロソブ』ことグローバルソブリンオープン

組入れ銘柄が先進国のソブリン債(まあ国債みたいなもんです)という安心感、
そして毎月分配金が年金の足しになるということで、
爆発的にヒットしました。

・・・
分配型は、組入れ銘柄の配当収入や売却益をためて、毎月配当しています。
但し基準価格が下がっている場合には配当は行わないとする投信が多いですね。

これとは逆に無分配型はより基準価格を上げるために内部に留保し再投資します。
分配よりもキャピタルゲインを目指すという方針です。
独立系ですがさわかみファンドは無分配の代表格だと思います。

これは株の世界も同じですよね。
電力やガスなど公共株は安定的に配当を支払う傾向が強いし、
IT系はより成長するために配当しないことが多いです。
アメリカの話ですがアップルとかグーグルは配当出していませんね。

・・・
じゃあ一体どっちがよいのか?
結論から言えば価値観です。

ただし理論上は分配型のほうが増やすのには不利です。
複利効果が働かないからです。

配当型は、成長の原資たる配当を定期的に吐き出してしまいます。
逆に無分配型は配当にかかる課税分をも運用にまわすことができるのです。
課税に猶予がある点で無分配のほうが有利に運用できます。

かといって、買ってそのまま放っておいて半値になってしまう投信も多い。
よって、分配分だけでも取り返しておけば安心、という人も多いです。

・・・
私は10年以上の運用を考えています。
分配はいらないので、その代わりたっぷり増えてくれることを願っています。

みなさんはいかがですか?