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おかね推進室! おかねと人生設計のプチアドバイス

おかね推進室室長のFP新谷が、節約・貯蓄・投資等を通じて人生の軌道修正のプチアドバイスを行います。現在東南アジアはマレーシアより発信しています!

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資格取得でヒト稼ぎする

こんにちは。CFP試験がやっと終了した、おかね推進室室長 新谷です。

いやー、試験はいつやってもため息が出ますね。
しかしながら嫌なことだけでもないはず。

ということで本日は資格試験でお小遣いを捻出する方法について。

・・・
会社によりけり、という制限はありますが、各社さんとも社員の自己啓発を支援する制度をお持ちのところが多いと思います。

弊社もしかり。金融系を中心に、宅建や語学試験にも報奨金が出ます。
(合格後に受験代が還付してもらえるものから、「お勉強代」としてもう少し色をつけて還付が頂けるものまでさまざま)

・・・
僕が証券アナリストの二次試験に合格した時はこんな感じでした。

会社からは合格のあかつきに209,000円いただきました!
内訳は、
受験料:8,000円
受講料:51,000円
報奨金:150,000円
という形です。毎年の会員費用は会社が負担してくれています。

でも費用もかかってますね。僕は、勉強にあたりTACに通いました。
TAC受講代:170,000円
受験料:8,000円
受講料:51,000円
===============
合計:229,000円

これだけだとマイナスですね。そこで考えました。

TACで受講するコースは当然、教育訓練給付金指定コースです。
僕の場合、この制度のおかげで17万×20%=3.4万円が還付されました。

さらにさらに、TACのテキストも試験前にYahoo!オークションにて売却!
これで8,000円程度になりました。
(賛否ありましょうが、これで全く問題ないシステムとってます)

・・・
ということで合算してみると
【収入】
 会社給付209,000円 + 教育訓練給付金34,000円 + 教材売却代8,000円 = 251,000円
【支出】
 TAC170,000円 + 受講代51,000円 + 試験代 8,000円 =229,000円

んん、なんと、
251,000 ÷ 229,000 = 1.0960 !!
半年ばかりで年率9.6%の荒稼ぎですよ!

・・・
いかがでしょうか。収入は増すわ、知識は増すわでイイ事尽くめ!

でも恥ずかしながら、実はこの二次試験は結構落ちまくっているんですね、これまで。だから実際の収支はトントンかマイナスですよ、確実に。

ただし、僕個人は最良の投資は自己投資だと思っています。
だからその点では納得の行く支出だったと思います。

もちろんこれで会社での評判も給料も上がれば問題なしですよね。
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自社株で貯蓄してみる

試験がありちょっと更新サボりました。
おかね推進室 室長の新谷です。

本日は積み立てシリーズのうち、自社株についてです。

東証によると、2010年11月5日現在、東証一部・二部・マザーズ合計で2,293社が上場しています。日本は中小企業の会社とはいえ、関連してくる方々も多いかと思います。

・・・
自社株とはその名の通り、ご自身の勤務している会社の株を月々の給与から天引きで買い付けてゆくというシステムです。

大概1000円単位という小額から設定可能で、手数料が掛かりません
また配当が自動的に再投資されるため、無駄遣いしてしまうこともありません。

そしてなんといっても会社側が5%~10%程度の報奨金をつけることが多い!
ここが最大のメリットといってもよいでしょう。

毎月買い付ける(ドルコスト平均法)ことにより、一気に買い付けるよりも平準化した買い方が可能です。
大儲けする可能性も減りますが、大損する可能性も減ります。

・・・
一時点で買い付けた時と、自社株で買い付けた時との違いを簡単にシュミレーションをして見ましょう。

試しに、リンガーハット(8200)を取り上げます。
8c342032.gif
[こんな感じでまとめてみました]

計算期間中の自己資金:22万 買付株数:209.8282 平均単価:1,048円

11/15日現在で950円程度ですから100円程度負けています。
ただプロのディーラーやヘッジファンドなどの専門家が一日張り付いているマーケットで
勝負してもなかなか難しいですよね?

そういうプロの世界でうまくやるにはタイミングでの勝機は捨てて、ひたすら
ドルコストで中長期的に挑むことをお勧めします。

上の場合、2008年に市場で買付した場合は今確実に大損こいているはずです。
自社株会の場合、ドルコストと報奨金のおかげで平均単価は比較的低く抑えられています。あとはどーんと上がるのを待つばかりと言ったところでしょうか。

・・・
もちろん注意点もあります。
持ってても下がっていく株もあることは注意点です。

合併などの影響で、数百万の含み損のまま塩漬け株を持つ方を何人も知っています。
また、自社株に沢山お金を掛けたため、子どもの進学時に泣く泣く塩漬け株を損切りした人も居ます。

ですから、あくまで余剰資金、そして中長期投資が可能、これが条件。
そして出来れば将来性のある会社なら文句はありませんね(笑)

是非検討してみてください。


財形で貯蓄する:年金財形

ハウスカレー鍋のお母さん役で内田恭子似の方、連絡ください!
あ、でも嫁が一番ですよ(笑) おかね推進室室長の新谷です。

今日は財形でも最後になります。
年金財形です。

・・・
年金財形もこれまで述べた一般財形・住宅財形と基本的性格は変わりません。

メリットは550万円までの非課税枠です。大きいですよね。
(ちなみに保険型の年金財形の場合は385万までが非課税枠、住宅財形とあわせて550万までの非課税です)

よく比較されるのは個人年金保険
個人年金は儲かった分に対して雑所得として課税されます。

【例題】
35歳男性が60歳から年間55万(10年で総額550万)の年金を受給する。
35歳より毎月1.6万払で、60歳までの払い。総額約480万の支払。

55万-48.3万=6.7万が課税対象額に加算されます。
所得税が5%の方ならば6.7×5% = 3,350円
10%の方ならば 6,700円の税負担アップ。
(年金財形ならば受取額は55万のままで税負担はゼロ
【例題おわり】


場合によってはこの所得増により健康保険料などが増加する可能性もあります。
そうした可能性を考えると非課税のメリットは確かにあります

なお、年金財形にも幾つか条件があります。
 契約時55歳未満であること。
 5年以上の積立。
 年金の給付は60歳以降かつ5年以上

・・・
年金財形は20代、30代の共働きの方(女性)などにはよいと思います
老後資金はもっと後からで良いのですが、余裕のあるうちから積んでおいてもよいでしょう。

特に女性はライフイベントによってキャリアを中断されたり、
死別・離別等が発生したときにお金が必要にもなります。

本来的な使い方にはならずとも年金財形として積み立てておけば
将来に対して安心して仕事・家庭の事に取り組めると思います。

※個人年金の保険料計算は弊社取扱保険の保険料計算ツールにて行いました。