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おかね推進室! おかねと人生設計のプチアドバイス

おかね推進室室長のFP新谷が、節約・貯蓄・投資等を通じて人生の軌道修正のプチアドバイスを行います。現在東南アジアはマレーシアより発信しています!

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制度のハザマに落ちない為に。。。

今に始まった話ではありませんが、日本の財政はギリシア顔負けの水準です。
参考:「日本の財政赤字はギリシャと違うか?」

一年半ほど前に書かれた記事ですが、示唆に富む内容です。
とはいえ、このまま債務が膨れてゆくようだと、日本とて将来は危うい。

現在年金支給年齢の引き上げが取りざたされており、
一説には70才からの支給という案もあるとか。


このような中、いわば「制度のハザマ」に落ちてしまう人々も増えてきたようです。

日経新聞2011年10月9日(日)の11面”住まいの不安どう解消” によると、
家族なし、年金なし、持ち家なし、仕事なしで、
ホームレス同等の暮らしをしている人々が増えているという。

これは日本社会の暗部のほんの一部分かも知れませんが、
ダレにでも起こりうることだと思います。

・あなたは今後結婚できますか
・あなたは今後面倒を見てくれるだろう子供をもうけられますか
・あなたは生涯住める住居を確保できますか
・あたたは月々安心して使える年金を受給できますか

数えだすと不安はつきません。
でもこれまでの世代のように何も考えずに(何も備えずに)
老後を迎えると大変なことになりそうですね。

それが杞憂であってほしいと願いつつ、備える
個人年金に入ってみる、婚活でもしてみる、移住でも考えてみる。
いろいろな可能性があると思います。

大きなうねりが来たときに変化に対応できる力、
変化に耐えながら支えてくれる家族、
こうしたものがあったほうが一般的にはサバイブし易いのではと思います。

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国際アナリスト試験を受けてみました。が・・・

去る9/17に大阪で国際アナリスト試験(CIIA)を受験してきました。

まあ、証券屋というものは一般投資からはとかく評判が悪いものでして、
個人営業時代は顧客からも上司からもひどい罵倒を受けたものです。

その点ではアナリストなる職種はずいぶん毛色が異なるのですが、
国家資格も国際資格も特に整っているわけではありません。

近年になりやっとその重要性が認識されたのか、
証券アナリストの資格試験も難易度が増し、その上位資格として
34の国と2つの国際団体、都合36団体が加盟する連盟が国際アナリスト資格を設けました。

私は特にこの資格に興味があるわけはなく、
単純に会社で報奨金の出る資格がこのような資格だったから受けているという体たらくです。

しかしながらこの資格、なんだか破綻しそうな気もしました。

【問題点】
・合格者の偏り ~ 5000人程度の既合格者の過半が日本人
・出題方式の現地化 ~ 国際資格なのに回答も問題も日本語
・他団体の存在 ~ CFA(米国アナリスト)が国際的にデファクトスタンダードか
・メリットの少なさ

そして何よりびっくりしたのは受験者の少なさです。
大阪では今回、なんと6名!ですよ!

僕は名古屋からわざわざ往復7000円かけて受験しに行きましたが、
会社の報奨金、絶対もらって利食ってこの資格勉強を終わらせたいと思いました。

会社もCFAとかUSCPAとかそういう資格に報奨金をくれればいいのに、と思いますよ。
皆さんの会社はいかがですか?
資格への報奨金なんかないものですかね?
 


海外旅行での病気に備えて・・・

いよいよ8月です。
震災からの復興ムードもあり、今年は旅行に出かける人も多そうです。
また円高も相まって、個人が海外に出かけることも多そうですね。

とはいえ好事魔多し。
海外というなれない環境や風土等から、思いもよらないトラブルに巻き込まれたり
体調を崩すこともしばしばです。


そんなときのために海外旅行保険に入るよう、
旅行会社はプッシュしてきます。

しかしながら
海外でかかる入院費・診療費は、実は現在加入の健康保険でおります

2011年7/31(日)の日経新聞『SUNDAY NIKKEI 海外で社会保障活用』は
参考になります。是非読んでみてください。

要は海外で診察を受けても、日本で払い戻ししてもらえるという制度です。
ただし、レシートの原本の他に、現地の医師の記入する「診療内容明細書」等が必要。
ということは、予め用紙を持って海外旅行に行く必要があります。

また、保障のベースはあくまで日本での基準であることも注意です。
仮に現地通貨で100万円分払ったとしても、
日本の診療報酬では30万円しかかからなければ、
30万×70%=21万 の還付しかありません(自己負担率分だけ還付されます)。


まあ通常ここまで予測してゆかないので、現地払いでおしまいのパターンが多いと思います。
とはいえ、やはり準備です。

当方の嫁は外人妻であるため、帰省すると現地滞在が結構長くなります。
僕は一週間程度で戻ってきますが、嫁と子供たちは2ヶ月くらい平気で里帰り。
昨年も現地で嫁と子供二人がそろって水疱瘡にかかり、大枚はたいてきましたorz

さすれば要は準備ですよね。
油断していると襲ってくる。それがトラブルですから。

ご参考になれば幸いです。